ロープ登はん
テクニック 1

  

  •  ロープ登はんとは,高さ17メートルの塔上から垂下されたロープを、手だけを使って地上高15メートルの到達点まで登はんし、その安全確実性を評価するものです。
 

テクニック 1


 まず,最初は何と言ってもロープの握り方方が大切です。

 後半のスローダウンがあるという人の半分は,この握り方ができていないと思います。

 握力は,出来るだけ使わないで,ロープを小指・薬指・中指手で挟む感覚です。
 後は,親指を軽く上からかぶせるという感覚を体で覚えください。

 とにかく,この握り方が全体的なスピードアップへの近道です。
そして,最終的に自分にあった握り方を早く探して下さい。
これは,あくまでも僕の考え方です。
 質問等があったらメールください。
 
 ※ 上の写真が僕の理想とする握り方
 理由
  • ロープを指に挟むことで,余計な力を入れずに握ることができ,登る時に常にロープの先をとれるので,手数がへり,後半のパワーダウンも防げるのでタイムアップにつながります。     
 ※ 下の写真がダメだと思う握り方
 理由
  • ロープを手のひらで握ってしまうと,力が入り過ぎ,ロープに対して横から ロープをとりに行くことになりロープを揺らすことになり,スローダウン及び後半のパワーが出ないのです。
              



手袋を外した状態です。親指の使い方を見てください。
ロープを指の間で挟むこと。
2本のロープを縦に並べて挟むこと。

※ 写真にマウスを載せると写真がかわります。
※ 上と同じ写真ですが,黒色の枠で印をつけた部分にロープがくるのをよく見てください。
  マメもこの位置に出来るはずです。
  この握り方が出来ていると革手袋は,つぎのように破れてくると思います。
 革手袋の破れ