テクニック2
腕の運び方
 まず,スタートの構え。
 力を抜いて,出来るだけ,スタートする直前まで,腕をあげない。
 ※ 早く準備をして,ロープを握って待っていると,後半にスピードがのらないような気がする。
 目は,握る手の少し先を見ていると思う。
 
 写 真 @
  • まず,出来るだけ先を握ります。
  • 肘は,真っ直ぐ伸ばします。
  • 左手側は,胸の付近にきます。

 写 真 A
  • 写真@を少し角度を変えて視点から撮影
  • 右手を出す時は,真後から見ると右肩が左肩よりも上になります。
  • 頭は,ロープに対して左の方に逃がします。
 写 真 B
  • 左手も使って,左肘を,自分の左の胸の方へ引きつけます。
  • この写真だと,右手の位置が写真の位置からするともっと,下の方にくると思います。
    実際は,違うので注意してください。
 写 真 C
  • 写真Bの腕の部分を拡大しました。
 写 真 C
  • 手を胸まで引っ張ってきます。
  • 右手は,右の腰のあたりまで,引っ張ってきているはずです。
  • 頭は,ロープに対して右の方に反動を利用して出します。
 写 真 D
  • 写真Cで出来るところまで,右手を引いてきたら,すばやく次の左手を出してロープの先を握ります。
  • この繰り返しが,僕のイメージするロープの引き方です。
  • 見てわかるとおり,ロープは,常に真っ直ぐになっているはずです。
 ※ 写真では,ヘルメットをしていませんが,実際に訓練をするときは,ヘルメットをつけています。
   それと,今回の写真では,実際に登はんをしていないので,少し違う部分もあると思います。